マイナンバーカードの暗証番号が土日にロックされても、対象の暗証番号と条件が合えば、スマートフォンとコンビニ等のキオスク端末を使って当日中に初期化・再設定できます。ただし、すべての暗証番号が対象ではなく、キオスク端末も24時間利用できるわけではありません。
この記事では、土日・祝日にできる方法、利用条件、6時30分~23時の受付時間、窓口が必要なケースまで、公式情報をもとに迷わない順番で解説します。
- 土日・祝日にロック解除できる条件
- コンビニで再設定できる暗証番号と、できない暗証番号
- スマホアプリの予約からキオスク端末までの手順
- 市区町村の窓口が必要なケースと確認方法
マイナンバーカードのロック解除は土日でもできる?
署名用電子証明書パスワード、または利用者証明用電子証明書パスワードの一方だけを忘れた・ロックされた場合は、条件を満たせば土日・祝日でもスマホと対応キオスク端末で再設定できます。手数料は無料で、再設定したパスワードは手続き完了後すぐに利用できます。
一般に「ロック解除」と呼ばれますが、公式の手続きは、使えなくなったパスワードを初期化して新しいパスワードを設定するものです。時間がたってもロックは自動で解除されません。
| 方法 | 土日・祝日 | 利用時間の目安 | 主な条件 |
|---|---|---|---|
| スマホ+コンビニ等 | 利用可能 | アプリ予約:原則24時間 キオスク:6時30分~23時 | 対象の暗証番号で、もう一方のパスワードが使える |
| 市区町村窓口 | 自治体による | 土日開庁の時間内 | 暗証番号再設定業務を扱う窓口であること |
したがって、まず「どの暗証番号がロックされたか」と「もう一方の電子証明書用パスワードが分かるか」を確認するのが最短です。
コンビニで解除できる暗証番号と条件
マイナンバーカードには用途の異なる暗証番号があります。数字4桁だからといって、すべてコンビニで再設定できるわけではありません。
| 暗証番号の種類 | 形式 | コンビニ再設定 | 必要なもう一方のパスワード |
|---|---|---|---|
| 署名用電子証明書 | 英大文字・数字6~16文字 | できる | 利用者証明用の数字4桁 |
| 利用者証明用電子証明書 | 数字4桁 | できる | 署名用の英数字6~16文字 |
| 住民基本台帳用 | 数字4桁 | できない | 市区町村窓口で手続き |
| 券面事項入力補助用 | 数字4桁 | できない | 市区町村窓口で手続き |
署名用と利用者証明用の両方がロック中、または両方を忘れた場合は、住民登録のある市区町村窓口で再設定します。
署名用は5回、利用者証明用は3回連続で間違えるとロックされます。残り回数は画面に表示されないこともあるため、記憶が曖昧なら推測で入力を続けず、再設定へ進みましょう。
土日にコンビニでロック解除する手順
コンビニへカードを持って行くだけでは手続きできません。先に対応スマートフォンの「JPKI暗証番号リセット」アプリで予約し、その後キオスク端末で新しいパスワードを設定します。
- 再設定する暗証番号を確認する
署名用か利用者証明用かを確認し、もう一方のパスワードを用意します。 - 専用アプリをインストールする
対応スマートフォンに「JPKI暗証番号リセット」アプリを入れます。 - アプリで対象を選び、事前予約する
画面の案内に従ってマイナンバーカードを読み取り、本人確認と、もう一方のパスワード入力を行います。 - 予約完了から24時間以内に対応店舗へ行く
24時間を過ぎた場合は、アプリからもう一度予約します。 - キオスク端末で「行政サービス」を選ぶ
暗証番号の初期化・再設定メニューを選び、マイナンバーカードをセットします。 - 新しいパスワードを設定する
もう一方の有効なパスワードを入力し、新しい暗証番号を登録します。
手続きが完了すると、新しいパスワードはすぐに反映されます。カードや暗証番号のメモを端末へ置き忘れないよう、最後に確認してください。
公式の暗証番号初期化・再設定手順を確認するコンビニを利用できる時間と対応店舗
キオスク端末は6時30分から23時まで
スマホアプリの事前予約はメンテナンス時を除き原則24時間利用できますが、コンビニ等のキオスク端末で再設定できる時間は6時30分~23時です。予約完了後24時間以内でも、23時を過ぎるとその日は操作できません。
全国の主な対応店舗
署名用・利用者証明用の両方に対応する主な店舗は、セブン‐イレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップです。このほかイオンリテールなどの一部店舗や地域チェーンにも対応端末があります。
- ダイエーは、公式一覧上では署名用パスワードの初期化・再設定のみ対応
- 2026年7月1日から、大阪府のSYNTH 1店舗が対応店舗に追加
- 同じチェーンでも、店舗の端末設定・設置状況によって利用できない場合がある
出発前に、公的個人認証サービスポータルの最新店舗一覧で、対象の暗証番号と店舗を確認すると確実です。
公式の対応店舗一覧を確認する市区町村の窓口でしか解除できないケース
次のいずれかに当てはまる場合は、スマホとコンビニでは解決できないため、住民登録のある市区町村窓口へ相談します。
- 署名用と利用者証明用の両方を忘れた、または両方がロックされている
- 住民基本台帳用の数字4桁を忘れた・ロックされた
- 券面事項入力補助用の数字4桁を忘れた・ロックされた
- 電子証明書が有効期限切れ、失効、または搭載されていない
- アプリで顔認証やカード読み取りを完了できない
- 対応スマートフォンを用意できない
- 本人ではなく代理人が手続きする
窓口へ持参する書類や代理人手続きは自治体・申請者の状況で変わります。必要なものを詳しく確認したい場合は、マイナンバーカードのロック解除に必要なものを先に確認してください。
土日開庁の窓口を探す方法
自治体によっては、土曜・日曜に市民課やマイナンバーカード窓口を開いています。ただし、窓口が開いていても暗証番号の再設定を扱わない日や、予約者だけを受け付ける日があります。
- 検索欄へ「自治体名 マイナンバーカード 土日窓口」と入力する
- 検索結果から、市区町村の公式サイトだけを開く
- 開庁日、受付時間、予約の要否を確認する
- 「暗証番号の初期化・再設定」が対象業務に含まれるか確認する
- 必要なものと、本人・代理人の受付条件を確認する
ロック解除に必要なものと注意点
コンビニ手続きで用意するもの
- 顔写真付きのマイナンバーカード
- 対応スマートフォン
- JPKI暗証番号リセットアプリ
- 再設定するものとは別の、有効な電子証明書用パスワード
通知カードや個人番号通知書では手続きできません。マイナンバーカードに搭載された電子証明書が有効であることも必要です。
新しい暗証番号を決めてから出発する
署名用は英大文字と数字をそれぞれ1文字以上含む6~16文字、利用者証明用は数字4桁です。誕生日や電話番号、1234など推測されやすい番号は避けましょう。安全な決め方は、マイナンバーカード暗証番号の決め方で詳しく解説しています。
マイナンバーカードのロック解除でよくある質問
土日でも即日で使えるようになりますか?
コンビニ手続きの条件を満たし、アプリ予約とキオスク端末での再設定を完了すれば、新しいパスワードはすぐに反映されます。ただし、キオスク端末の利用時間は6時30分~23時です。
アプリだけでロック解除できますか?
できません。アプリで行うのは事前予約です。予約後24時間以内に、対応するコンビニ等のキオスク端末で新しいパスワードを設定する必要があります。
何時間待てばロックは自然に解除されますか?
時間や日付が変わっても自動解除されません。コンビニ等のキオスク端末、または市区町村窓口で初期化・再設定します。
利用者証明用の4桁もコンビニで再設定できますか?
有効な署名用パスワードが分かれば再設定できます。一方、住民基本台帳用と券面事項入力補助用の4桁は対象外です。
予約から24時間を過ぎたらどうなりますか?
予約は利用できなくなるため、アプリで最初から予約し直します。深夜に予約した場合も、キオスク端末が使える6時30分~23時の間に手続きを完了してください。
操作方法に迷った場合は、マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178)でも案内されています。受付時間や休業日は変更される可能性があるため、最新の公式案内をご確認ください。
まとめ|土日はコンビニの条件を確認して解除しよう
- 署名用または利用者証明用の一方だけなら、条件次第で土日・祝日もコンビニ再設定が可能
- アプリ予約は原則24時間、キオスク端末は6時30分~23時
- 予約完了から24時間以内にキオスク端末で手続きを終える
- 両方が分からない場合や、ほかの4桁暗証番号は市区町村窓口が必要
- 土日開庁でも対象業務・予約要否は自治体の公式サイトで確認する
最初に暗証番号の種類を特定し、もう一方の電子証明書用パスワードが使えるか確認すれば、コンビニと窓口のどちらへ進むべきか判断できます。条件を満たす場合は、スマホで予約してから対応店舗へ向かいましょう。
公的個人認証サービスの公式案内を見る
