マイナンバーカードを紛失して一時停止したマイナンバーカードが見つかったものの、
「何を持って行けば?」「どこで解除できる?」と不安になりますよね。
本記事では、一時停止解除に必要な持ち物・手続きの流れ・注意点を最新情報を参考にわかりやすく解説します。
この記事を読めば、解除手続きに必要な準備がすべて整い、安心して窓口へ向かえるようになります。
解除できる条件・できない条件
まず、「一時停止解除」が可能な条件と、できない(または別の手続きになる)条件を確認しましょう。
✅ 解除できるケース
- 一時停止処理をしていたカードが 見つかった場合。たとえば「紛失したかもしれない」と思って停止したが、後に発見したとき。
- カードの有効期限内で、かつ「廃止」や「再交付決定済み」(使えなくなっている)の状態ではないこと。
❌ 解除できない(または別手続き)ケース
- カードを紛失したときに「廃止届」や「再交付申請」をしてしまっている場合。見つかっても元のカードを復活させることはできません。
- 有効期限が切れていたり、カードが著しく破損・改変されているなど、自力で再利用できないと判断された場合。
- 電話だけで手続き完了するものではなく、窓口での本人確認や暗証番号入力が求められます。
✅ 一時停止解除に必要なもの一覧
以下は一般的な手続きで必要とされるものです。自治体によって若干異なるため、必ずお住まいの区市町村公式ページで確認してください。こちらは江東区の案内を参考にしています。
| 手続き主体 | 必要なもの(代表的な例) |
|---|---|
| 本人が手続き | ・マイナンバーカード(停止中のもの) ・本人確認書類(例:運転免許証、健康保険証など) ・暗証番号(住民基本台帳用数字4桁、利用者証明用数字4桁、署名用英数字6~16桁) |
| 法定代理人が手続き(15歳未満・成年被後見人等の場合) | ・被代理人のカード ・代理人の本人確認書類 ・代理権を証する書類(例:戸籍謄本、成年後見登記事項証明書) |
| 任意代理人が手続き(本人以外) | ・代理人本人確認書類 ・委任状など自治体所定の書類 ・(場合により)ご本人の照会書への回答など2回の来庁が必要になる自治体あり |
📌 本人確認書類の例
- 「顔写真付き」1点:運転免許証、パスポート、在留カードなど。
- または「顔写真なし」2点:健康保険証、年金手帳、学生証など。
🔄 手続きの流れ
実際にどんな手順で手続きを進めれば良いか、以下の流れを参考にしてください(自治体によって多少異なります)。
- カードを発見、または停止の必要がなくなったと判断。
- お住まいの区市町村役所(市民課/住民課窓口)で「一時停止解除」の申請窓口を確認。
- 持参物を準備:カード・本人確認書類・暗証番号他(代理人手続きの場合は代理人書類等も)
- 窓口で申請手続き:書類提出・暗証番号入力など。江東区の案内では、暗証番号3種類(住民基本台帳用・利用者証明用・署名用)の入力が求められます。
- 手続き完了後、カードおよび電子証明書機能等が再び利用可能になる。
注意点:もしカードが見つからない、または再交付手続き済みの場合は「解除」ではなく「再交付申請」扱いになりますので、手続き方法・手数料が異なります。
よくある疑問&注意点❗
手続きを進める中で出やすい質問とその回答をまとめました。
Q1. 一時停止した間、電子証明書はどうなる?
一時停止を行うと、カードに搭載されている電子証明書(利用者証明用、署名用)は 失効することがあります。再度使いたい場合は、解除時または解除後に再発行の手続きが必要です。
Q2. 暗証番号を忘れた・ロックされたらどうする?
暗証番号がわからない・間違えてロックがかかった場合、自治体によっては「暗証番号再設定」の別手続きが必要です。江東区の案内にも、暗証番号入力・再設定に言及があります。
Q3. 電話だけで解除できますか?
いいえ。多くの自治体で「解除申請は電話ではできません。窓口でカードと本人確認書類等をご持参ください。」と案内されています。
Q4. 解除に手数料はかかる?
「一時停止解除」自体には手数料がかからないことが多いですが、電子証明書の再発行や再交付となった場合には手数料が発生することがあります。江東区の「電子証明書発行・更新」ページ参照。
Q5. 手続き窓口・時間帯は?
自治体によって窓口の場所・受付時間が異なります。例えば江東区では平日・一部夜間・日曜窓口を設けている場合がありますので、事前に公式サイトで確認を。
まとめ:解除手続きをスムーズに進めるために📋
この記事では、「マイナンバーカードの一時停止解除」に必要なもの・手続きの流れ・よくある疑問を整理しました。以下を意識すると安心です:
- 自分がお住まいの 市区町村の公式ページ で「一時停止解除」の案内・必要書類・窓口をしっかり確認する。
- カードが見つかったら、できるだけ早めに窓口で解除手続きを行う。放置すると「再交付扱い」になってしまうケースあり。
- 暗証番号・本人確認書類・代理人書類(必要な場合)を事前に準備しておく。
- 停止していた期間中はカード機能・電子証明書機能は使えないので、解除手続き完了まで利用できない旨を理解しておきましょう。
- 代理人が手続きする場合は、代理権を証する書類や委任状なども必要になるため、本人・代理人ともに準備を怠らないように。

