- 暗証番号を忘れたりロックされたりしても受診する方法
- 4桁の暗証番号が3回でロックされる理由
- 市区町村窓口で暗証番号を再設定する方法
- スマホアプリとコンビニのキオスク端末を使う再設定手順
- 顔認証マイナンバーカードへ切り替える場合の注意点
マイナ保険証を病院で使おうとして、4桁の暗証番号が分からず困る人は少なくありません。暗証番号を忘れた場合や3回連続で間違えてロックされた場合でも、顔認証付きカードリーダーの顔認証や受付での本人確認を利用できるため、原則として受診できます。
受診当日は無理に番号を試さず、まず顔認証を選びましょう。暗証番号の再設定は、市区町村窓口のほか、条件を満たせばスマートフォンで事前予約してコンビニのキオスク端末で行えます。ただし、スマートフォンだけやATMだけでは完了しません。
暗証番号を忘れても、顔認証を選べばマイナ保険証で受診できます。顔認証にも失敗したときは受付へ相談し、暗証番号は推測で入力し続けないでください。ロック後は市区町村窓口、または条件を満たす場合に限りコンビニのキオスク端末で再設定します。
暗証番号を忘れても受診できる

マイナ保険証を医療機関や薬局で利用するときは、顔認証付きカードリーダーで本人確認を行います。本人確認は、主に次の方法から選べます。
- 顔認証:カードリーダーのカメラで顔を撮影し、マイナンバーカードの顔写真と照合する
- 4桁の暗証番号:利用者証明用電子証明書の暗証番号を入力する
そのため、暗証番号を忘れた場合は顔認証を選べば、暗証番号を入力せずに資格確認ができます。暗証番号がロックされていても、顔認証による利用まで一律にできなくなるわけではありません。
顔認証がうまくいかないときは、受付スタッフへ「暗証番号を忘れた」「ロックされている」と伝えてください。医療機関側で本人確認を行う目視確認など、状況に応じた受付方法を案内してもらえます。カードリーダーの不具合などで資格確認ができない場合の対応は、マイナ保険証が使えない病院での対処法でも詳しく解説しています。
マイナ保険証の暗証番号は4桁
医療機関のカードリーダーで入力するのは、マイナンバーカードを受け取るときに設定した利用者証明用電子証明書の4桁の暗証番号です。マイナポータルへのログインやコンビニ交付サービスなどでも使われます。
| 暗証番号の種類 | 桁数 | 主な用途 | ロックまで |
|---|---|---|---|
| 利用者証明用電子証明書 | 数字4桁 | マイナ保険証、マイナポータル、コンビニ交付など | 3回連続で誤入力 |
| 署名用電子証明書 | 英数字6~16文字 | e-Taxなど電子文書への署名 | 5回連続で誤入力 |
4桁の暗証番号と、e-Taxなどで使用する英数字6~16文字の署名用パスワードは別物です。どちらを忘れたのか分からない場合は、利用しようとしている手続きと入力画面を確認しましょう。
暗証番号をこれから決める場合や変更後の番号で迷っている場合は、マイナンバーカード暗証番号の安全な決め方を参考にしてください。
3回間違えるとロックされる
利用者証明用電子証明書の4桁の暗証番号は、3回連続で間違えるとロックされます。安全のための仕組みなので、思い当たる番号を何度も試すのは避けてください。
「あと何回入力できるか分からない」「候補が複数ある」という場合は、それ以上試さず顔認証を利用し、後で暗証番号を再設定するのが安全です。
病院で暗証番号を忘れたときの受付方法
受診当日に暗証番号を思い出せなくても、慌てる必要はありません。次の順番で対応してください。
マイナンバーカードをカードリーダーへ置き、本人確認方法で顔認証を選択します。帽子やマスク、前髪などで認識されにくい場合は、可能な範囲で顔が見える状態にして再度試してください。
顔認証にも失敗した場合は、暗証番号を推測して入力せず受付へ相談します。カードの顔写真を確認する目視確認など、利用できる方法を案内してもらえる場合があります。
カードリーダーの故障や電子証明書の期限切れなど、暗証番号以外の理由で使えないこともあります。資格確認書を持っている人は提示し、「資格情報のお知らせ」など利用できる方法を受付へ確認してください。
市区町村窓口で再設定する方法
確実に再設定したい場合や、4桁と署名用の両方を忘れた場合は、住民登録のある市区町村のマイナンバーカード担当窓口へ相談してください。
一般的な持ち物
- 暗証番号を再設定する本人のマイナンバーカード
- 窓口から案内された本人確認書類
- 代理人が手続きする場合は、照会回答書や代理人の本人確認書類など指定された書類
必要書類や予約の要否、受付時間は自治体によって異なります。来庁前に自治体の公式サイトまたは電話で確認すると安心です。本人が窓口へ行く場合は、本人確認後に新しい暗証番号を設定します。
| 再設定方法 | 向いているケース | 注意点 |
|---|---|---|
| 市区町村窓口 | 両方の暗証番号を忘れた、両方がロックされた、スマホを使えない | 自治体ごとに必要書類・予約・受付時間を確認 |
| コンビニのキオスク端末 | 一方の暗証番号が分かり、もう一方だけを再設定したい | アプリで事前予約後、24時間以内に端末操作 |
コンビニで再設定する方法
条件を満たしていれば、市区町村窓口へ行かずにコンビニなどのキオスク端末で暗証番号を初期化・再設定できます。手数料は無料です。
コンビニで再設定できる条件
- 4桁の利用者証明用暗証番号を再設定する場合:署名用パスワード(英数字6~16文字)が分かる
- 署名用パスワードを再設定する場合:利用者証明用暗証番号(数字4桁)が分かる
- NFC対応スマートフォンと「JPKI暗証番号リセット」アプリを利用できる
コンビニ再設定の流れ
スマートフォンに「JPKI暗証番号リセット」アプリをインストールします。
マイナンバーカードを読み取り、顔認証などを行って予約を完了します。
予約完了から24時間以内に、対応するコンビニ等のキオスク端末・マルチコピー機を利用します。
画面の案内に沿ってマイナンバーカードを読み取ります。
再設定対象の暗証番号を入力し、手続きを完了します。
キオスク端末での手続き時間は原則6時30分から23時までですが、店舗の営業時間や保守点検により利用できない場合があります。対応店舗と最新の操作方法は、公的個人認証サービスのキオスク端末案内で確認してください。
顔認証マイナンバーカードという選択肢
暗証番号の設定や管理に不安がある人は、「顔認証マイナンバーカード」への切り替えを検討できます。これは暗証番号の利用を停止し、健康保険証としての利用を顔認証または医療機関職員による目視確認に限定したマイナンバーカードです。
- 暗証番号の記憶や管理が難しい
- 誤入力やロックを避けたい
- 主に本人確認書類とマイナ保険証として利用する
よくある質問
暗証番号がロックされたら病院で使えませんか?
3回間違えたロックは翌日に解除されますか?
スマホだけで暗証番号を再設定できますか?
4桁と署名用パスワードの両方を忘れた場合は?
暗証番号は病院の受付に伝えてもよいですか?
電子証明書の有効期限切れでもマイナ保険証は使えますか?
まとめ|無理に入力せず顔認証か再設定へ
マイナ保険証の4桁の暗証番号を忘れても、顔認証を使えば受診できます。3回連続で間違えてロックされた場合も、まず受付へ相談し、無理に入力を続けないことが大切です。
- 暗証番号を忘れたら、医療機関では顔認証を選ぶ
- 顔認証できないときは受付へ伝え、目視確認などを相談する
- 4桁の暗証番号は3回連続の誤入力でロックされる
- ロックは時間がたっても自動解除されない
- 両方の暗証番号を忘れた場合は市区町村窓口で再設定する
- コンビニではアプリ予約後、24時間以内にキオスク端末で手続きする
- コンビニATMやスマートフォンだけで再設定する手続きではない
受診当日は顔認証、顔認証が難しければ受付へ相談。暗証番号の再設定は、落ち着いてから市区町村窓口または条件を満たすコンビニのキオスク端末で行いましょう。

