マイナンバーカード|オンライン申請いつ届く？最新の交付期間と受け取り方法

2025年10月22日2025年10月23日

マイナンバーカードをオンライン申請したけれど、「いつ届くの？」「どれくらいで受け取れるの？」
と不安に感じていませんか？

実は、マイナンバーカードのオンライン申請から届くまでの期間は、自治体や申請時期によって大きく異なります。
この記事では、2025年10月時点の最新情報をもとに、「マイナンバーカードオンライン申請いつ届く？」という疑問を徹底解説。

申請から交付通知書が届くまでの流れや、遅れている場合の対処法まで、初心者でもわかりやすくまとめています。

1. オンライン申請とは？

まず、マイナンバーカードの「オンライン申請」が指すものを整理します。

申請方法は３つ

マイナンバーカード（正式には「個人番号カード」）を取得するためには、交付申請を行う必要があります。申請方法は大きく分けて以下の通りです。

郵送申請（交付申請書に顔写真貼付・郵送）
窓口申請（市区町村窓口で手続き）
オンライン申請（スマートフォン・パソコン・まちなか証明写真機など）

このうち「オンライン申請」は、スマートフォンやパソコンで顔写真を撮影・アップロードし、交付申請書に記載された申請書ID／QRコードを使って手続きできる方法です。

どのように申請するのか（オンライン申請時）

オンライン申請の典型的な流れは以下のようになります。

「個人番号カード交付申請書（兼電子証明書発行申請書）」に記載されている「申請書ID」またはQRコードを準備。
スマートフォンまたはパソコンから顔写真を撮影・アップロード。
必要事項（氏名・住所・生年月日等）を入力。
送信後、申請受付が確認される。
その後、市区町村から「交付通知書（はがき）／交付のご案内」が居住地に郵送。
指定された窓口へ受け取りに行き、暗証番号設定などを行ってカードを受け取る。

このように「申請がオンラインでできる」一方で、「カードの受け取り（窓口来庁等）は必要」という段階があります。

2. 申請から交付までの流れ

オンライン申請をした後、カードを実際に受け取るまでの一般的な流れをステップごとに整理します。

ステップ	内容	備考
① 申請手続き	オンラインで顔写真登録・必要事項入力	スマホ・PC・証明写真機経由など
② 申請受付・書類処理	申請データを市区町村・機構で処理	申請直後は状況確認ができない場合あり
③ 交付通知書の郵送	カード受取の案内（はがき・封書）が住民票住所に発送	通常、転送不要郵便で送付
④ 受取予約・来庁	案内を受けたら受取り日時を予約（自治体による）し本人来庁でカードを受け取る	受取りには本人確認書類・通知カード返納などが必要
⑤ カード受取・暗証番号設定	窓口で暗証番号（電子証明書等）を設定しカードを受け取る	受取時には少し時間がかかる自治体もあり

このように、申請後すぐにカードが届くわけではなく、複数のステップを経て受け取りが完了するという流れを理解しておくことが重要です。

3. オンライン申請後「いつ届く？」実際の目安期間

多くの自治体・機構で示している、「申請からカード受け取り案内（交付通知書）が届くまで」の目安期間をまとめると以下の通りです（2025年10月時点）。

主な目安期間✅

概ね 1か月（約4週間）：申請後、交付通知書が届くまでの目安として挙げられています。
📌参考記事：地方公共団体情報システム機構
概ね 1か月～1か月半（約6週間）：自治体によって「1か月から1か月半程度」と案内しているところがあります。
📌参考記事：入間市役所
概ね 1か月～2か月：申請方法・混雑状況によって「1～2か月程度」という表示もあります。
📌参考記事：名古屋市役所

したがって、「オンライン申請をしてから交付通知書が届くまで」の一般的な時間は、おおよそ1か月～2か月程度と考えておくのが現実的です。

注意すべき点⚠️

「申請から交付通知書が届くまで」の期間と、「交付通知書届いてからカードを受け取るまで（窓口予約・来庁まで）」の期間は別です。届いても受け取り予約や窓口状況によりさらに日数がかかる場合があります。
各自治体・市区町村の処理状況・申請数・機器・人員の状況などによって差が出ています。
オンライン申請＝即日受取、ではありません。申請から受取まで数週間～数か月を見込むことが大切です。

4. 地域別・状況別で変わる「待ち時間」の違い

申請から受け取りまでの「待ち時間」は、自治体や申請時期・申請方法によって変動します。以下では、現状の情報から「待ち時間が長くなりやすい／普通」の傾向を整理します。

状況・自治体	案内されている目安	解説
例：自治体が「1か月から1か月半程度」と案内（例：入間市）	1か月～1か月半	2025年4月更新で案内あり。受取準備から案内発送までこのくらいかかると記載。入間市公式ウェブサイト
例：自治体が「1か月から2か月程度」と案内（例：名古屋市）	1～2か月	2025年3月4日更新。オンライン・郵送問わずこの目安。名古屋市公式ウェブサイト
例：自治体が「1か月程度」と簡易案内（例：横浜市）	約1か月	2024年8月30日更新。1か月半超えるなら問い合わせを、との案内あり。横浜市公式サイト

なぜ地域差・申請時期差が出るのか？

申請数：マイナンバーカード取得が進むと、申請者数の増加で処理待ちが長くなる可能性。
市区町村の体制：交付窓口・窓口予約の運営・人員状況・混雑の程度により差があります。
申請方法・申請後の予約：オンライン申請でも、受取予約が必要な自治体では「通知書が届いてから予約可能までの日数」が加わるため、実質的な待ち時間が長く感じられます。例えば「通知書が届いてから最短7営業日で予約可能」といった記録もあります。
住所変更・転出・不備などがある場合：申請後住所が変わった、申請書の記入に誤りがあった、などのケースではさらに時間がかかる可能性があります。

5. 「届かない／遅い」場合の原因と対策

「申請してから1か月以上経っても交付通知書が届かない」「カード受取案内が来ない」といった声もあります。ここでは主な原因とその対策を整理します。

主な原因🔍

申請書ID・申請データの不備
　申請書IDの入力ミス・顔写真が要件に合っていない・申請情報と住民票の内容が異なるなど。
住所不明・転送不要設定の影響
　交付通知書は「転送不要郵便」で発送される自治体が多く、住所変更後の転居先に届かないケースがあります。
窓口予約枠の混雑／予約待ち
　通知書が届いても、受取予約できる日時が先で、受取まで時間がかかるケースがあります。例えば、ある自治体の実例では申請から受取まで1か月以上かかりました。
申請量の増加・人員・システムの影響
　全国的に申請増加・制度利用拡大により、自治体での処理が追いつかないことがあります。
申請後に住所変更・転出された場合
　申請と異なる市区町村へ転出した場合、旧住所地ではカード受取ができず、再申請が必要な場合があります。